2-5:観念一新の 「 クラフトマンズ・シティ 」 : 下
2010年12月18日
- 酒を飲みながら書いていたら、これがなんやかやと長くなってしまい ・・・
- で、2回に分けようと考えたのですが、分けたら分けたでまたダラダラと書いてしまう。
- ・・・
- こうなれば、仕方ない。今回、つづき編は ・・・ 肥大化していく妄想論です、流れで。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
日本各地の商店街で、シャッター街空店舗対策 の模索が続いています。
それは、新聞情報でもネット情報でも眼にしない日は無いほどです。
・・・
でも、 「 モノを売る 」 発想だけの商店街再生はやはり難しい んじゃないかと思うのです。
- 「 モノ 」 を売りたい店々、 「 モノ 」 を買いたい人々を束ねることはインターネットに移行します。
- 売る、買うだけなら、既にインターネットでほぼ代用できる時代・社会なのです。
● まちづくりで掲げられた言葉から抜けていった 「 コト 」
大分県発祥の 「 一村一品 」 コンセプトも既に30年が経ち、、今や日本各地に広まりました。しかし消費者の眼には、それは単なる 「 うちの特産物 」 を言い表すに過ぎない便利な言葉のようです。
・・・
或いは、言葉がとっても素敵な 「 楽市楽座 」 も自由闊達なイメージを利用されることの多い言葉です。
しかしこちらも実際は、「 モノ売り 」 への阿りが透けて見えてくる土産物ばかりが目に付く有様だったりします。
- 「 一村一品 」 も 「 楽市楽座 」 も、今や単なる客寄せコピーに甘んじている感が無きにしも非ずの現実です。
改めて問い直すのですが、・・・ これらの 「 楽市楽座 」 や 「 一村一品 」 と言葉にした時、
そこに 私たちが望んだものは 「 モノ 」 以上に 「 コト 」 への参加 だったのではないでしょうか。
- 耳にたこができるくらい使い古された言葉ですが、現実化の手立ては想像以上に厳しかったのでしょう。
- 街から、そして 「 まちづくり 」 から、「 コト 」 が抜け落ちていった ことに愕然とします。
その証に、マグロの解体ショーなんてあると、人は群がりウキャキャキャキャと歓声が湧くのです。
「 食 」 絡み だと、あちらこちらで 「 コト 」 を活かす動き があります。
- そこには、何かしらのヒントがあるように思います。
- ・・・
- 「 コト 」 だ、「 コト 」 だと言っていますが、もう一つ意味を掴んで下さらない方がおられるやも。
- 「 コト 」 の鍵は 「 時間 」 です。楽しんで過す時間というものの大切さなんです。これでどうでしょう。
職人技だ!
※ クリックで「 Google 検索 : マグロ解体ショー 」 のページを開きます。
実は、このブログの初回で、
中区区画整理地区 はまだまだ更地風情が色濃くて、なんだか工業団地みたいな様相を呈いている。
と、鎌をかけた書き方をしました。 嫌味なんかじゃなくて、実はある意味私の本音ではあるのです。
・・・
もちろん、人気のない殺風景な工場が建ち並べば良いなどとは露とも思ってはいませんが、
熟練の 手仕事職人達が蠢き、その音々が響いている街 があれば素敵だな、とは思います。
・・・・・・
・・・・・・
そう言えば、この 20年という年月が失われる直前の日本 は、
世界から 「 日本株式会社 」 なんて言われ方をしていました。
- 最近ではお隣の大国が 「 中国株式会社 」 と呼ばれちゃっています。
この 「 ○○株式会社 」 なる言葉、反面的な言葉ではあるでしょうが、
知れば知るほど、考えれば考えるほど、私には底知れぬ底力、魅力を持ったものに思えてくるのです。
・・・
そう呼ばれるのは、国全体が迸るような エネルギーを発している何よりの証し です。よね。
- おそらく、活力を失った今の日本に、これに勝るポジティブなコンセプトワードはありません。
● 「 職人街株式会社 」 を目指すまちづくり
即ち、職人が街に溶け込み闊歩する 「 職人街株式会社 」 なんて呼ばれる位の中心市街地ができれば、
その街は個人的にはもう・・・ 「 私のディズニーランド 」 といっても過言じゃありません。
- 別に都城でなくてもいいですから、本当にどこかにそんな街ができてくれたらいいなぁ。
- ディズニーランドが作れる位だから、できないことはないでしょうに。
- あとはどの街がそれをやるか、やれるかだと ・・・ 思いたいです。
団塊の世代の方々がドドドッと第二の人生を歩み始められますから、
もういろんな手の 「 職人 」 さんを掻き集める動きがあっても面白いかもしれないよなぁ。
- ○○ホールで○○工芸教室の講師なんてされるよりは。
「 職人街株式会社 」 は、人呼んで 「 クラフトマンズ・シティ 」 と相成るのです。
・・・
あらゆるものの修理・修復、リペア・リフォーム、何でもござれ!
- 家具から楽器から玩具から時計からカメラから etc・・・
仕事見たけりゃ寄っといで、てな空気が街に生まれりゃ ・・・ 本当に素敵!
・・・・・・
・・・・・・
う~ん、ちょっと飲みすぎたかもしれないけれど、・・・
でもね ・・・ 街の中に 「 職人 」 という存在 が宿れば、
きちんとその街の文脈上で、且つきちんと 地に足付いた 「 コト 」 が担保されるはず なんです。
- 都城も、いろんな 「 職人 」 さんの街だもの。
それこそは、この先も ・・・ 私たち日本人が失ってはならぬ、
そして皆に誇れる 「 Made in Japan 」 そのものなんじゃないかな。・・・ と思う次第。
・・・・・・
・・・・・・
きっと皆さんにも、自分だけの 「 私のディズニーランド 」 があるはずなんです。
まずは皆がそれを語らなければ、「 まちづくり 」 なんてものは始まりません。
・・・
難しく考えなくても、行って見たくなる街ってありますよね? ほら・・・今、頭に浮んだ街はどこ?
2-12 「路地空間」を創出したSC、喪失した商店街 no弐
2-11 「路地空間」を創出したSC、喪失した商店街 no壱
2-10「大丸跡地」再考:ロバート・ザイオンを知っていますか?
2-9:行きはよいよい、帰りは?の九州一周:神武東征ルート
2-8:「 霧島 」 と 「 霧島 」 の 霧の島 : 下
2-7:「 霧島 」 と 「 霧島 」 の 霧の島 : 中
Posted by Kashiwa★da at 08:00 | Comments(0)
| Analysis / 現状考察
- で、2回に分けようと考えたのですが、分けたら分けたでまたダラダラと書いてしまう。
- ・・・
- こうなれば、仕方ない。今回、つづき編は ・・・ 肥大化していく妄想論です、流れで。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
日本各地の商店街で、シャッター街空店舗対策 の模索が続いています。
それは、新聞情報でもネット情報でも眼にしない日は無いほどです。
・・・
でも、 「 モノを売る 」 発想だけの商店街再生はやはり難しい んじゃないかと思うのです。
- 「 モノ 」 を売りたい店々、 「 モノ 」 を買いたい人々を束ねることはインターネットに移行します。
- 売る、買うだけなら、既にインターネットでほぼ代用できる時代・社会なのです。
● まちづくりで掲げられた言葉から抜けていった 「 コト 」
大分県発祥の 「 一村一品 」 コンセプトも既に30年が経ち、、今や日本各地に広まりました。
しかし消費者の眼には、それは単なる 「 うちの特産物 」 を言い表すに過ぎない便利な言葉のようです。
・・・
或いは、言葉がとっても素敵な 「 楽市楽座 」 も自由闊達なイメージを利用されることの多い言葉です。
しかしこちらも実際は、「 モノ売り 」 への阿りが透けて見えてくる土産物ばかりが目に付く有様だったりします。
- 「 一村一品 」 も 「 楽市楽座 」 も、今や単なる客寄せコピーに甘んじている感が無きにしも非ずの現実です。
改めて問い直すのですが、・・・ これらの 「 楽市楽座 」 や 「 一村一品 」 と言葉にした時、
そこに 私たちが望んだものは 「 モノ 」 以上に 「 コト 」 への参加 だったのではないでしょうか。
- 耳にたこができるくらい使い古された言葉ですが、現実化の手立ては想像以上に厳しかったのでしょう。
- 街から、そして 「 まちづくり 」 から、「 コト 」 が抜け落ちていった ことに愕然とします。
その証に、マグロの解体ショーなんてあると、人は群がりウキャキャキャキャと歓声が湧くのです。
「 食 」 絡み だと、あちらこちらで 「 コト 」 を活かす動き があります。
- そこには、何かしらのヒントがあるように思います。
- ・・・
- 「 コト 」 だ、「 コト 」 だと言っていますが、もう一つ意味を掴んで下さらない方がおられるやも。
- 「 コト 」 の鍵は 「 時間 」 です。楽しんで過す時間というものの大切さなんです。これでどうでしょう。
職人技だ!
※ クリックで「 Google 検索 : マグロ解体ショー 」 のページを開きます。
実は、このブログの初回で、
・・・
もちろん、人気のない殺風景な工場が建ち並べば良いなどとは露とも思ってはいませんが、
熟練の 手仕事職人達が蠢き、その音々が響いている街 があれば素敵だな、とは思います。
・・・・・・
・・・・・・
そう言えば、この 20年という年月が失われる直前の日本 は、
世界から 「 日本株式会社 」 なんて言われ方をしていました。
- 最近ではお隣の大国が 「 中国株式会社 」 と呼ばれちゃっています。
この 「 ○○株式会社 」 なる言葉、反面的な言葉ではあるでしょうが、
知れば知るほど、考えれば考えるほど、私には底知れぬ底力、魅力を持ったものに思えてくるのです。
・・・
そう呼ばれるのは、国全体が迸るような エネルギーを発している何よりの証し です。よね。
- おそらく、活力を失った今の日本に、これに勝るポジティブなコンセプトワードはありません。
● 「 職人街株式会社 」 を目指すまちづくり
即ち、職人が街に溶け込み闊歩する 「 職人街株式会社 」 なんて呼ばれる位の中心市街地ができれば、
その街は個人的にはもう・・・ 「 私のディズニーランド 」 といっても過言じゃありません。
- 別に都城でなくてもいいですから、本当にどこかにそんな街ができてくれたらいいなぁ。
- ディズニーランドが作れる位だから、できないことはないでしょうに。
- あとはどの街がそれをやるか、やれるかだと ・・・ 思いたいです。
団塊の世代の方々がドドドッと第二の人生を歩み始められますから、
もういろんな手の 「 職人 」 さんを掻き集める動きがあっても面白いかもしれないよなぁ。
- ○○ホールで○○工芸教室の講師なんてされるよりは。
「 職人街株式会社 」 は、人呼んで 「 クラフトマンズ・シティ 」 と相成るのです。
・・・
あらゆるものの修理・修復、リペア・リフォーム、何でもござれ!
- 家具から楽器から玩具から時計からカメラから etc・・・
仕事見たけりゃ寄っといで、てな空気が街に生まれりゃ ・・・ 本当に素敵!
・・・・・・
・・・・・・
う~ん、ちょっと飲みすぎたかもしれないけれど、・・・
でもね ・・・ 街の中に 「 職人 」 という存在 が宿れば、
きちんとその街の文脈上で、且つきちんと 地に足付いた 「 コト 」 が担保されるはず なんです。
- 都城も、いろんな 「 職人 」 さんの街だもの。
それこそは、この先も ・・・ 私たち日本人が失ってはならぬ、
そして皆に誇れる 「 Made in Japan 」 そのものなんじゃないかな。・・・ と思う次第。
・・・・・・
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きっと皆さんにも、自分だけの 「 私のディズニーランド 」 があるはずなんです。
まずは皆がそれを語らなければ、「 まちづくり 」 なんてものは始まりません。
・・・
難しく考えなくても、行って見たくなる街ってありますよね? ほら・・・今、頭に浮んだ街はどこ?
・・・
或いは、言葉がとっても素敵な 「 楽市楽座 」 も自由闊達なイメージを利用されることの多い言葉です。
しかしこちらも実際は、「 モノ売り 」 への阿りが透けて見えてくる土産物ばかりが目に付く有様だったりします。
- 「 一村一品 」 も 「 楽市楽座 」 も、今や単なる客寄せコピーに甘んじている感が無きにしも非ずの現実です。
改めて問い直すのですが、・・・ これらの 「 楽市楽座 」 や 「 一村一品 」 と言葉にした時、
そこに 私たちが望んだものは 「 モノ 」 以上に 「 コト 」 への参加 だったのではないでしょうか。
- 耳にたこができるくらい使い古された言葉ですが、現実化の手立ては想像以上に厳しかったのでしょう。
- 街から、そして 「 まちづくり 」 から、「 コト 」 が抜け落ちていった ことに愕然とします。
その証に、マグロの解体ショーなんてあると、人は群がりウキャキャキャキャと歓声が湧くのです。
「 食 」 絡み だと、あちらこちらで 「 コト 」 を活かす動き があります。
- そこには、何かしらのヒントがあるように思います。
- ・・・
- 「 コト 」 だ、「 コト 」 だと言っていますが、もう一つ意味を掴んで下さらない方がおられるやも。
- 「 コト 」 の鍵は 「 時間 」 です。楽しんで過す時間というものの大切さなんです。これでどうでしょう。
職人技だ!
※ クリックで「 Google 検索 : マグロ解体ショー 」 のページを開きます。
実は、このブログの初回で、
中区区画整理地区 はまだまだ更地風情が色濃くて、なんだか工業団地みたいな様相を呈いている。と、鎌をかけた書き方をしました。 嫌味なんかじゃなくて、実はある意味私の本音ではあるのです。
・・・
もちろん、人気のない殺風景な工場が建ち並べば良いなどとは露とも思ってはいませんが、
熟練の 手仕事職人達が蠢き、その音々が響いている街 があれば素敵だな、とは思います。
・・・・・・
・・・・・・
そう言えば、この 20年という年月が失われる直前の日本 は、
世界から 「 日本株式会社 」 なんて言われ方をしていました。
- 最近ではお隣の大国が 「 中国株式会社 」 と呼ばれ
この 「 ○○株式会社 」 なる言葉、反面的な言葉ではあるでしょうが、
知れば知るほど、考えれば考えるほど、私には底知れぬ底力、魅力を持ったものに思えてくるのです。
・・・
そう呼ばれるのは、国全体が迸るような エネルギーを発している何よりの証し です。よね。
- おそらく、活力を失った今の日本に、これに勝るポジティブなコンセプトワードはありません。
● 「 職人街株式会社 」 を目指すまちづくり
即ち、職人が街に溶け込み闊歩する 「 職人街株式会社 」 なんて呼ばれる位の中心市街地ができれば、
その街は個人的にはもう・・・ 「 私のディズニーランド 」 といっても過言じゃありません。
- 別に都城でなくてもいいですから、本当にどこかにそんな街ができてくれたらいいなぁ。
- ディズニーランドが作れる位だから、できないことはないでしょうに。
- あとはどの街がそれをやるか、やれるかだと ・・・ 思いたいです。
団塊の世代の方々がドドドッと第二の人生を歩み始められますから、
もういろんな手の 「 職人 」 さんを掻き集める動きがあっても面白いかもしれないよなぁ。
- ○○ホールで○○工芸教室の講師なんてされるよりは。
「 職人街株式会社 」 は、人呼んで 「 クラフトマンズ・シティ 」 と相成るのです。
・・・
あらゆるものの修理・修復、リペア・リフォーム、何でもござれ!
- 家具から楽器から玩具から時計からカメラから etc・・・
仕事見たけりゃ寄っといで、てな空気が街に生まれりゃ ・・・ 本当に素敵!
・・・・・・
・・・・・・
う~ん、ちょっと飲みすぎたかもしれないけれど、・・・
でもね ・・・ 街の中に 「 職人 」 という存在 が宿れば、
きちんとその街の文脈上で、且つきちんと 地に足付いた 「 コト 」 が担保されるはず なんです。
- 都城も、いろんな 「 職人 」 さんの街だもの。
それこそは、この先も ・・・ 私たち日本人が失ってはならぬ、
そして皆に誇れる 「 Made in Japan 」 そのものなんじゃないかな。・・・ と思う次第。
・・・・・・
・・・・・・
きっと皆さんにも、自分だけの 「 私のディズニーランド 」 があるはずなんです。
まずは皆がそれを語らなければ、「 まちづくり 」 なんてものは始まりません。
・・・
難しく考えなくても、行って見たくなる街ってありますよね? ほら・・・今、頭に浮んだ街はどこ?
2-12 「路地空間」を創出したSC、喪失した商店街 no弐
2-11 「路地空間」を創出したSC、喪失した商店街 no壱
2-10「大丸跡地」再考:ロバート・ザイオンを知っていますか?
2-9:行きはよいよい、帰りは?の九州一周:神武東征ルート
2-8:「 霧島 」 と 「 霧島 」 の 霧の島 : 下
2-7:「 霧島 」 と 「 霧島 」 の 霧の島 : 中
2-11 「路地空間」を創出したSC、喪失した商店街 no壱
2-10「大丸跡地」再考:ロバート・ザイオンを知っていますか?
2-9:行きはよいよい、帰りは?の九州一周:神武東征ルート
2-8:「 霧島 」 と 「 霧島 」 の 霧の島 : 下
2-7:「 霧島 」 と 「 霧島 」 の 霧の島 : 中