2012年01月12日
3-7:都城の顔 「鶏肉」 も日本一
奇しくも私の誕生日を祝うかのように開かれた昨年のB-1 グランプリ、またしても やきそば に軍配があがり、
おかげで私の行きつけの飲み屋の大将の機嫌はどうにもこうにも悪いったらありゃしない。
クリックで当該サイトを開きます
○ 第6回 B-1 グランプリ in 姫路
投票された割り箸の重さで判定するというのは一見公正に思えてしまうけれども、
とどのつまりは 「 誰でも簡単に、かつ大量に作れるものが優勢 」 というのが機嫌の悪い大将の言い分です。
「 結局、鉄板もんが鉄板なわけよ 」
- 「 確実 」 な場合などに 「鉄板」 とも言いますが、実はその語源はこれだな!と瞬間確信しましたね。
なるほど、考えてみればこのような B級食は 「鉄板もの」 に収束していく ことは頷けなくもありません。
「 誰でも簡単に、かつ大量に作れる 」 上に日本人好みの味は確実に担保できる でしょうから。
・・・
更に 「鉄板もの」 はその他にも大きな強みを備えていることにも気付きます。
それは眼にも楽しい 「調理パフォーマンス」 と、食をそそらんばかりに立ち昇る 「匂い」 です。
- 行列の待ち時間は退屈極まりないですから、これらは意外と重要なもののように思います。
- 作る姿が地味だと、退屈な待ち時間をますますげんなりな気分へと押しやりますしね。
- ・・・
- そもそも日本の料理が、客の眼の前で調理することは至極当り前の所作なわけです。
- 寿司(握り)なんてその代表かもしれません。握る姿はパフォーマンス以外の何物でもありません。
- 他にも ・・・ 表を向いてうどんは打つは、カウンターの横でおでんは煮込むは。
- はたまた客前でお好み焼きは焼くは。そう言えば外人さんは踊る鰹節に狂喜乱舞さえします。
・・・・・・
・・・・・・
ところでこれまで開かれた B-1 グランプリ の全体像を掴むには Wikipedia が判りやすいですね。
○ B-1グランプリ - Wikipedia
- もちろん公式サイトもあるにはあります。 ○ B級ご当地グルメの祭典 B-1グランプリ公式サイト
毎度のことで文字だけをツラツラ眺めていても全体像を掴めないのが私の欠点と認識しておりますから、
参加団体数並びにグランプリを勝ち取った町を、日本地図に落としこんでみます。興味ある方はご一緒にどうぞ。
クリックで拡大:900*900pxl
- このB-1 グランプリへの力の入り方にはかなり地域間の温度差を感じますし、
- 国体優勝みたいに開催地有利の得点システムの弊害も禁じえないのも一興なのがわかります。
- ・・・
- 静岡の熱狂度が群を抜いているのとは反対に、北関東から北陸、関西~四国、そして南九州の醒め具合も判明。
そして今一度改めて歴代グランプリを眺めて気付くのは 「結局やきそばやんけ」 は置いといて、
前回 「 甲府鳥もつ煮 」、今回 「 ひるぜん焼そば 」 と連続のグランプリが 「鶏肉 」 を使った食であることです。
・・・・・・
・・・・・・
実はその 「鶏肉」、以前触れた 「牛肉」 や 「豚肉」 と同様に、都城が生産量日本一と言います。
- 「牛肉」、「豚肉」 は根拠となるデータを拾えましたが、「鶏肉」 に関しては残念なことに一目でわかるデータを拾えず。
- ● 「牛肉」、「豚肉」 については ○ 3-4:都城の顔 「牛肉・豚肉 」
-
- 肝心の農水省の資料ですが、市町村別データは項目はあるものの数値がない!
- ○ 農林水産省 > 統計情報 > 分野別分類/作付面積・生産量、被害、家畜の頭数など > 畜産統計調査
- ・・・
- 仕方ないなぁ、ならば・・・、県別のものだけでも。こちら。
- ○ 農林水産省 > 統計情報 > 畜産物流通調査 > 確報 > 平成22年畜産物流通統計 > 年次 > 2010年
出来ることならば、県や市はHPで根拠を示してドドーンとPRして貰えればいいように思います。
クリックで拡大:1020*1380pxl
B-1グランプリ、延岡発祥の 「チキン南蛮」 は今回初めての出店とのことですが、
ホカ弁の影響もあってもはや全国区の料理ですね、現実には。今や、いい意味でB級を脱しています。
- 正直に申せば、私もそんなことなど露とも知らず学生時代からホカ弁で食っておりました。
そんな 「チキン南蛮」 に負けず劣らず、最近話題に上るのが宮崎ならではの 「 地鶏のもも焼き 」 。
何しろ、眼にも楽しい 「調理パフォーマンス」 と、食をそそらんばかりに立ち昇る 「匂い」 が満点です。
- 痛快豪快、他ではないです。 おそらく 「 チキン南蛮 」 より、B-1 向きのような気も。
・・・・・・
・・・・・・
再び、今一度その B-1グランプリ について思いを巡らせば、それが 「 昼間の屋外 」 なる会場であること、
そしてそれ故の、お客さんは 「 家族連れ 」 であることにようやく気付いたのでした。
さすればです、・・・ あぁ長くなりそうです。続きは次回にします。
おかげで私の行きつけの飲み屋の大将の機嫌はどうにもこうにも悪いったらありゃしない。

○ 第6回 B-1 グランプリ in 姫路
投票された割り箸の重さで判定するというのは一見公正に思えてしまうけれども、
とどのつまりは 「 誰でも簡単に、かつ大量に作れるものが優勢 」 というのが機嫌の悪い大将の言い分です。
「 結局、鉄板もんが鉄板なわけよ 」
- 「 確実 」 な場合などに 「鉄板」 とも言いますが、実はその語源はこれだな!と瞬間確信しましたね。
- でも、やっぱりね・・・違ったようです。 ○ 鉄板(てっぱん) - 日本語俗語辞書
なるほど、考えてみればこのような B級食は 「鉄板もの」 に収束していく ことは頷けなくもありません。
「 誰でも簡単に、かつ大量に作れる 」 上に日本人好みの味は確実に担保できる でしょうから。
・・・
更に 「鉄板もの」 はその他にも大きな強みを備えていることにも気付きます。
それは眼にも楽しい 「調理パフォーマンス」 と、食をそそらんばかりに立ち昇る 「匂い」 です。
- 行列の待ち時間は退屈極まりないですから、これらは意外と重要なもののように思います。
- 作る姿が地味だと、退屈な待ち時間をますますげんなりな気分へと押しやりますしね。
- ・・・
- そもそも日本の料理が、客の眼の前で調理することは至極当り前の所作なわけです。
- 寿司(握り)なんてその代表かもしれません。握る姿はパフォーマンス以外の何物でもありません。
- 他にも ・・・ 表を向いてうどんは打つは、カウンターの横でおでんは煮込むは。
- はたまた客前でお好み焼きは焼くは。そう言えば外人さんは踊る鰹節に狂喜乱舞さえします。
・・・・・・
・・・・・・
ところでこれまで開かれた B-1 グランプリ の全体像を掴むには Wikipedia が判りやすいですね。
○ B-1グランプリ - Wikipedia
- もちろん公式サイトもあるにはあります。 ○ B級ご当地グルメの祭典 B-1グランプリ公式サイト
毎度のことで文字だけをツラツラ眺めていても全体像を掴めないのが私の欠点と認識しておりますから、
参加団体数並びにグランプリを勝ち取った町を、日本地図に落としこんでみます。興味ある方はご一緒にどうぞ。

- このB-1 グランプリへの力の入り方にはかなり地域間の温度差を感じますし、
- 国体優勝みたいに開催地有利の得点システムの弊害も禁じえないのも一興なのがわかります。
- ・・・
- 静岡の熱狂度が群を抜いているのとは反対に、北関東から北陸、関西~四国、そして南九州の醒め具合も判明。
そして今一度改めて歴代グランプリを眺めて気付くのは 「結局やきそばやんけ」 は置いといて、
前回 「 甲府鳥もつ煮 」、今回 「 ひるぜん焼そば 」 と連続のグランプリが 「鶏肉 」 を使った食であることです。
・・・・・・
・・・・・・
実はその 「鶏肉」、以前触れた 「牛肉」 や 「豚肉」 と同様に、都城が生産量日本一と言います。
- 「牛肉」、「豚肉」 は根拠となるデータを拾えましたが、「鶏肉」 に関しては残念なことに一目でわかるデータを拾えず。
- ● 「牛肉」、「豚肉」 については ○ 3-4:都城の顔 「牛肉・豚肉 」
-
- 肝心の農水省の資料ですが、市町村別データは項目はあるものの数値がない!
- ○ 農林水産省 > 統計情報 > 分野別分類/作付面積・生産量、被害、家畜の頭数など > 畜産統計調査
- ・・・
- 仕方ないなぁ、ならば・・・、県別のものだけでも。こちら。
- ○ 農林水産省 > 統計情報 > 畜産物流通調査 > 確報 > 平成22年畜産物流通統計 > 年次 > 2010年
出来ることならば、県や市はHPで根拠を示してドドーンとPRして貰えればいいように思います。

B-1グランプリ、延岡発祥の 「チキン南蛮」 は今回初めての出店とのことですが、
ホカ弁の影響もあってもはや全国区の料理ですね、現実には。今や、いい意味でB級を脱しています。
- 正直に申せば、私もそんなことなど露とも知らず学生時代からホカ弁で食っておりました。
そんな 「チキン南蛮」 に負けず劣らず、最近話題に上るのが宮崎ならではの 「 地鶏のもも焼き 」 。
何しろ、眼にも楽しい 「調理パフォーマンス」 と、食をそそらんばかりに立ち昇る 「匂い」 が満点です。
- 痛快豪快、他ではないです。 おそらく 「 チキン南蛮 」 より、B-1 向きのような気も。
・・・・・・
・・・・・・
再び、今一度その B-1グランプリ について思いを巡らせば、それが 「 昼間の屋外 」 なる会場であること、
そしてそれ故の、お客さんは 「 家族連れ 」 であることにようやく気付いたのでした。
さすればです、・・・ あぁ長くなりそうです。続きは次回にします。
2011年11月04日
3-6:都城の顔 「都城市民会館」造形、沈思黙考
前回記事で、都城の景観コンセプトは 「 櫓 」 ではなかろうかとの考えを述べました。
○ 4-8[仮想プラン]都城らしい景観って何?・・・の「中町櫓」
市の都市再生整備計画では 「 都城市らしい風格のある和風の街なみ 」 のコンセプトを掲げています。
しかし新しい公共施設の佇まいは、その コンセプトの志向するところとの結びつきが見えにくい ように感じます。
・・・・・・
・・・・・・
それは非常に残念ですが、都城の街に確固たる歴史的景観のイメージがない ことの証しかもしれません。
- 掲げられた 「 和風 」 がどこから出てきたものなのかは、私ももっと勉強せねばなりません。
- 都城島津家、和弓・木刀等の工芸生産地としての顔があります。それを鑑みれば頷けるものもあります。
住民の殆どの人が景観イメージを共有している街・町に行くと羨ましいと言うより、私は少々悔しくもあります。
またそういった街・町が全国いたるところに存在しているのですから、尚更心穏やかではいられません。
- 「 都城らしい和風 」 と言う捉えどころのないキーワードでは、そういった街・町の中に埋没してしまうでしょう。
それには 「和風 」 というテーマを押えつつも、その街にしかない「何か」を重ね合わせること 。
・・・
その 「 何か 」 は、それが 「 緑 」 であったり、「 祭り 」 であったり、「 食 」 であったり様々でしょうが、
結局のところ、それらを積み重ねて独自の景観、「 都城らしい景観 」 を創るしか手はないのです。
- 「 都城の緑 / 自然風景 」 「 都城の祭り 」 「 都城の食 」 を 「 和風 」 と絡めていかねばなりません。
・・・・・・
・・・・・・
が、その前に一つ。 ・・・ 都城の街には他にない持ち駒があることを忘れてはいけません。
昭和の時代を彩った 「 都城市民会館 」 の存在 。 この駒を無にしてはなりません。
- 天守閣にも勝るとも劣らないと、ここはポジティブに考えたいものです。
クリックで当該サイトを開きます
○ Google 画像検索 「 都城市民会館 」
紆余曲折あったようですが、幾多の方々が尽力でなんとか解体を免れたようでホッとしています。
○ 都城市民会館を緊急に考える
○ 都城市民会館 - Wikipedia
○ 都城市 > 市民会館の今後の方策について
- もはや施設的機能の面では厳しいものがあるでしょうし、
- 時に文化的価値だけを強調されても、この期に一地方自治体にあっては余計なお世話とも言えます。
今、私はその 日本のどこにもない造形の破壊的なインパク トに価値 を見出したいのです。
- 日本のどこにもないその造形インパクトは、今後日本のどこにも二度と生まれてこないもの。
- そして都城の街には、それが既に手の内にあるという現実。
よって都城の求める景観については、次のように表すことが可能でしょう。
「 都城市民会館 」 × 「 都城市らしい風格のある和風の街なみ 」
このシンプルな仕掛けこそが都城ならではの和風景観を創りだす活路だと確信します。
都城の街は 「 都城市民会館 」 を孤立させるべきではありません。
- むしろ本質的には 「中心」 でさえあると言ってもいいのです。
・・・・・・
・・・・・・
そして、その式から私が出した答えが
● 「 都城市民会館 」 × 「 都城市らしい風格のある和風の街なみ 」 = 「 櫓 」
でした。 私は市民会館の造形に、「櫓」が持つ堅牢性と人を包み込む抱擁力、象徴性を感じていますから。
クリックで拡大:1520*800pxl
- 「 中町櫓 」 の景観イメージ
クリックで拡大:1520*800pxl - 「 中町櫓 」 の景観イメージ
市民会館が 「 ハリネズミ 」 とか 「 ヤマアラシ 」 と愛称で呼ばれたこと、本来はここに景観の未来を探るべきでした。
- 「総合文化ホール」 や 「ウェルネス交流プラザ」 や 「総合庁舎」 が、
- 「アルマジロ」だったり「モモンガ」だったり「ハリセンボン」だったり、こそっと「クリオネ」とかだったり、
- 或いは 「白鷺」 やら 「烏」 やらだったりしたら、都城の街景観はどうなっていくでしょう!
市民会館の造形の根っこにあるイメージを街中に増殖させていけば、とてもユニークな街が生まれるでしょうに。
その根源的なイメージ ・・・ 言い換えれば 形を創る切り口が 「 櫓 」 だと私は強く感じています。
・・・・・・
・・・・・・
さて最期に、批判を承知の上で当の 「都城市民会館」の今後 について思うことを記せば、
懸念事項である雨漏り・アスベストの問題から解放し、且つ今後も可能な限り保存を担保しようとするならば、
RC躯体と骨格のフレームは残した上で 「 屋根を取っ払うしかないんじゃないか 」 と踏ん切り。
- つまり、屋外ホールへの転換です。
- ホワイエから客席にアプローチする階段等は囲わなければならないでしょう。
- また客席部の椅子は取り払い、床は雨仕舞いの納まりなども考えねばならぬでしょうが。
或いは屋根は仮設テントに代え弓道場とかに転用できたら、 「おぉぅ都城!」 と膝をバンバン打てるかも。
○ 4-8[仮想プラン]都城らしい景観って何?・・・の「中町櫓」
市の都市再生整備計画では 「 都城市らしい風格のある和風の街なみ 」 のコンセプトを掲げています。
しかし新しい公共施設の佇まいは、その コンセプトの志向するところとの結びつきが見えにくい ように感じます。
・・・・・・
・・・・・・
それは非常に残念ですが、都城の街に確固たる歴史的景観のイメージがない ことの証しかもしれません。
- 掲げられた 「 和風 」 がどこから出てきたものなのかは、私ももっと勉強せねばなりません。
- 都城島津家、和弓・木刀等の工芸生産地としての顔があります。それを鑑みれば頷けるものもあります。
住民の殆どの人が景観イメージを共有している街・町に行くと羨ましいと言うより、私は少々悔しくもあります。
またそういった街・町が全国いたるところに存在しているのですから、尚更心穏やかではいられません。
- 「 都城らしい和風 」 と言う捉えどころのないキーワードでは、そういった街・町の中に埋没してしまうでしょう。
それには 「和風 」 というテーマを押えつつも、その街にしかない「何か」を重ね合わせること 。
・・・
その 「 何か 」 は、それが 「 緑 」 であったり、「 祭り 」 であったり、「 食 」 であったり様々でしょうが、
結局のところ、それらを積み重ねて独自の景観、「 都城らしい景観 」 を創るしか手はないのです。
- 「 都城の緑 / 自然風景 」 「 都城の祭り 」 「 都城の食 」 を 「 和風 」 と絡めていかねばなりません。
・・・・・・
・・・・・・
が、その前に一つ。 ・・・ 都城の街には他にない持ち駒があることを忘れてはいけません。
昭和の時代を彩った 「 都城市民会館 」 の存在 。 この駒を無にしてはなりません。
- 天守閣にも勝るとも劣らないと、ここはポジティブに考えたいものです。

○ Google 画像検索 「 都城市民会館 」
紆余曲折あったようですが、幾多の方々が尽力でなんとか解体を免れたようでホッとしています。
○ 都城市民会館を緊急に考える
○ 都城市民会館 - Wikipedia
○ 都城市 > 市民会館の今後の方策について
- もはや施設的機能の面では厳しいものがあるでしょうし、
- 時に文化的価値だけを強調されても、この期に一地方自治体にあっては余計なお世話とも言えます。
今、私はその 日本のどこにもない造形の破壊的なインパク トに価値 を見出したいのです。
- 日本のどこにもないその造形インパクトは、今後日本のどこにも二度と生まれてこないもの。
- そして都城の街には、それが既に手の内にあるという現実。
よって都城の求める景観については、次のように表すことが可能でしょう。
「 都城市民会館 」 × 「 都城市らしい風格のある和風の街なみ 」
このシンプルな仕掛けこそが都城ならではの和風景観を創りだす活路だと確信します。
都城の街は 「 都城市民会館 」 を孤立させるべきではありません。
- むしろ本質的には 「中心」 でさえあると言ってもいいのです。
・・・・・・
・・・・・・
そして、その式から私が出した答えが
● 「 都城市民会館 」 × 「 都城市らしい風格のある和風の街なみ 」 = 「 櫓 」
でした。 私は市民会館の造形に、「櫓」が持つ堅牢性と人を包み込む抱擁力、象徴性を感じていますから。

- 「 中町櫓 」 の景観イメージ

市民会館が 「 ハリネズミ 」 とか 「 ヤマアラシ 」 と愛称で呼ばれたこと、本来はここに景観の未来を探るべきでした。
- 「総合文化ホール」 や 「ウェルネス交流プラザ」 や 「総合庁舎」 が、
- 「アルマジロ」だったり「モモンガ」だったり「ハリセンボン」だったり、こそっと「クリオネ」とかだったり、
- 或いは 「白鷺」 やら 「烏」 やらだったりしたら、都城の街景観はどうなっていくでしょう!
市民会館の造形の根っこにあるイメージを街中に増殖させていけば、とてもユニークな街が生まれるでしょうに。
その根源的なイメージ ・・・ 言い換えれば 形を創る切り口が 「 櫓 」 だと私は強く感じています。
・・・・・・
・・・・・・
さて最期に、批判を承知の上で当の 「都城市民会館」の今後 について思うことを記せば、
懸念事項である雨漏り・アスベストの問題から解放し、且つ今後も可能な限り保存を担保しようとするならば、
RC躯体と骨格のフレームは残した上で 「 屋根を取っ払うしかないんじゃないか 」 と踏ん切り。
- つまり、屋外ホールへの転換です。
- ホワイエから客席にアプローチする階段等は囲わなければならないでしょう。
- また客席部の椅子は取り払い、床は雨仕舞いの納まりなども考えねばならぬでしょうが。
或いは屋根は仮設テントに代え弓道場とかに転用できたら、 「おぉぅ都城!」 と膝をバンバン打てるかも。
2011年09月27日
3-5:都城の顔 「牛肉・豚肉 」 補足考
前に ○ 3-4:都城の顔 「牛肉・豚肉 」 で紹介した畜産統計市町村別データは、最新資料が平成18年のものでした。
しかし、不幸なことに昨平成22年に 口蹄疫による被災 を受けたことから、状況の変化があったやもしれません。
できれば最新のデータを見たいところです。
・・・・・・
・・・・・・
残念ながら市町村別データではありませんが、県単位のデータ であれば今年の2月時のものがあります。
○ 農林水産省 > 統計情報 > 分野別分類/作付面積・生産量、被害、家畜の頭数など > 畜産統計調査
の、[ 年計結果(統計表一覧) : 畜産統計 ( 平成23年2月1日現在 ) ] です。
とりあえず、公表資料(PDF) の中から、当該部分だけを抜き出してみます。
○ 肉用牛の飼育戸数・飼育頭数 / 対前年比
クリックで拡大:2390*1280pxl
- 農林水産省報告書から部分抜出、加色
○ 豚の飼育戸数・飼育頭数 / 対前年比
クリックで拡大:1710*1280pxl
- 農林水産省報告書から部分抜出、加色
飼育個数・飼育頭数を見てみると、対前年比 はそれぞれ 肉用牛が 88.1%と 81.8% 、豚が 74.8%と 83.8% です。
およそ2割弱にも上る飼育頭数の減少で、如何に甚大な被害であったかを改めて思い知らされます。
- 豚の飼育戸数に至っては 1 / 4 減などという信じがたい数字に言葉も出ません。
再びの活況を願って止みません。
・・・・・・
・・・・・・
ところで 「 採れたものは地場で食すのが一番 」 の考えの元、論を進めているのですが、
- [ 仮想プラン : 食のホール ] を含めて。
更にここでもう一つ、門外漢ならではの疑問が浮んで来たので、勝手論ついでに書いてみます。
Q : 都会でそれなりの料金で提供されている例えば 「 200gで福沢諭吉+α 」 のステーキ、
この肉と同等のものを都城で食すならば幾らぐらいになるんでしょうか?
クリックで当該サイトを開きます
○ Google 画像検索 「 都城和牛 ステーキ 」
「 値段変わらず 」 、なんて思えませんし、また思いたくないので話を続けます。
・・・・・・
・・・・・・
九州内の高速バス を調べていましたら、正規料金はそれ程でもないんですが パックだと驚くほど安い のです。
- つまり 客数 が見込めるものであれば、交通費や宿泊費はお値打ちだと今更ながらガッテンします。
ここで、もし ・・・
美味い肉をパックツァー費込みで 都会で食すのとそう変わらぬ金で、
それも その地場で味わう となればどうでしょう?
- この私の勝手な都城で美味い肉論、最終的にはその美味い肉を ¥いくら で提供できるかに掛かっているのでしょうが。
こういう場合に、日常と異なる環境というのは武器 になりますし、せねばなりません。
都城の極上の 水や空気、霧島連山 の優美な風景、他にも 多々ある美味い食べ物 を併せて味わって貰うこと、
これらが 都城の将来の地力 になるのではないかと信じます。
- もちろんですが、元より 「 都会で福沢諭吉 」 の人達は相手にしません。
・・・・・・
・・・・・・
その取っ掛かり、最もアピール力ある食材として牛肉は最適だと思った次第です。
- そして、そのためには 人が集える 「 食のホール 」 も街中に整えてほしいとも考えました。
- それは前回の ○ 4-4改[仮想プラン] 旧大丸・寿屋に「食のホール」を埋込む に描きました。
都城には美味いもんがいっぱいあるんですよね。 それを 地場で、地場から、発信して欲しい と切に願います。
しかし、不幸なことに昨平成22年に 口蹄疫による被災 を受けたことから、状況の変化があったやもしれません。
できれば最新のデータを見たいところです。
・・・・・・
・・・・・・
残念ながら市町村別データではありませんが、県単位のデータ であれば今年の2月時のものがあります。
○ 農林水産省 > 統計情報 > 分野別分類/作付面積・生産量、被害、家畜の頭数など > 畜産統計調査
の、[ 年計結果(統計表一覧) : 畜産統計 ( 平成23年2月1日現在 ) ] です。
とりあえず、公表資料(PDF) の中から、当該部分だけを抜き出してみます。
○ 肉用牛の飼育戸数・飼育頭数 / 対前年比

- 農林水産省報告書から部分抜出、加色
○ 豚の飼育戸数・飼育頭数 / 対前年比

- 農林水産省報告書から部分抜出、加色
飼育個数・飼育頭数を見てみると、対前年比 はそれぞれ 肉用牛が 88.1%と 81.8% 、豚が 74.8%と 83.8% です。
およそ2割弱にも上る飼育頭数の減少で、如何に甚大な被害であったかを改めて思い知らされます。
- 豚の飼育戸数に至っては 1 / 4 減などという信じがたい数字に言葉も出ません。
再びの活況を願って止みません。
・・・・・・
・・・・・・
ところで 「 採れたものは地場で食すのが一番 」 の考えの元、論を進めているのですが、
- [ 仮想プラン : 食のホール ] を含めて。
更にここでもう一つ、門外漢ならではの疑問が浮んで来たので、勝手論ついでに書いてみます。
Q : 都会でそれなりの料金で提供されている例えば 「 200gで福沢諭吉+α 」 のステーキ、
この肉と同等のものを都城で食すならば幾らぐらいになるんでしょうか?

○ Google 画像検索 「 都城和牛 ステーキ 」
「 値段変わらず 」 、なんて思えませんし、また思いたくないので話を続けます。
・・・・・・
・・・・・・
九州内の高速バス を調べていましたら、正規料金はそれ程でもないんですが パックだと驚くほど安い のです。
- つまり 客数 が見込めるものであれば、交通費や宿泊費はお値打ちだと今更ながらガッテンします。
ここで、もし ・・・
美味い肉をパックツァー費込みで 都会で食すのとそう変わらぬ金で、
それも その地場で味わう となればどうでしょう?
- この私の勝手な都城で美味い肉論、最終的にはその美味い肉を ¥いくら で提供できるかに掛かっているのでしょうが。
こういう場合に、日常と異なる環境というのは武器 になりますし、せねばなりません。
都城の極上の 水や空気、霧島連山 の優美な風景、他にも 多々ある美味い食べ物 を併せて味わって貰うこと、
これらが 都城の将来の地力 になるのではないかと信じます。
- もちろんですが、元より 「 都会で福沢諭吉 」 の人達は相手にしません。
・・・・・・
・・・・・・
その取っ掛かり、最もアピール力ある食材として牛肉は最適だと思った次第です。
- そして、そのためには 人が集える 「 食のホール 」 も街中に整えてほしいとも考えました。
- それは前回の ○ 4-4改[仮想プラン] 旧大丸・寿屋に「食のホール」を埋込む に描きました。
都城には美味いもんがいっぱいあるんですよね。 それを 地場で、地場から、発信して欲しい と切に願います。