島津荘水流百景-007 / 菖蒲原町 - 年見町
2017年04月07日
- 都城盆地、葉脈の如き数多くの水の流れでこの地の景が作られていたのではないか。
- 私はそんな想いが日に日に増しています。
-
- その想いに至った理由については簡単ではあるけれど次の記事に記したので、宜しければどうぞ。
- ● <休憩一服> 都城の「幕末の道」を今の地図に落してみた
-
- ということで、都城を離れて数十年、時を失した感もありますが、
- ここ都城(島津荘)の街中で見られる水流の景色を少しづつでも記憶していきたいと思います。
● ● ●
※クリックで拡大 「 800*1200 」 : 南側には一面の菜の花
前々回の 「005:都城東公園」 で、河岸に菜の花が咲き誇っていたと聞いた話を書いたのだが、
そんな豪雨被害前までの姫城川ってずっとどんな様子だったのだろうと気になっていた。
残念なことに、今の姫城川は下流に行くにしたがってドブ川と化し、そんな面影はどこにも無かった。
意図せずして、その 「 河岸の菜の花 」 を眼にしたのは、冒頭写真に写る年見川でのこと。
以前の姫城川の菜の花も、おそらくだがこの写真の風景に近いのではないかと推測する。
・・・・・・
不思議なのは、川岸南面だけに菜の花が咲き誇っており、北面は左程でないこと。
これは菜の花の特性なのか、それとも洪水でたまたま北面が荒らされただけなのか、私には?だ。
※クリックで拡大 「 800*1200 」 : ここも南側には一面の菜の花、北側もそこそこ
でも姫城川の惨状を見た後だもの、この年見川の風景にホッと安堵したのは事実。
都城の市街地を流れる三つの川が、また再びこのような景観を取り戻してくれますように。
市街地三川は、年見川(としみ がわ)・柳河原川(やなぎがわら がわ)・姫城川(ひめぎ がわ)。
・・・
ちなみに、これまでの記事で
001 / 花繰町・002 / 中原町・003 / 妻ヶ丘町 は柳河原川、004 / 早鈴町・005 / 都城東公園 は姫城川に当る。
・・・・・・
・・・・・・
ただ、菜の花で飾られるのは春だけのこと。
あちこちで見られる堆積土砂とそこに覆い被さる枯草のなすがままっぷりは褒められたもんじゃない。
・・・
と、できれば水に親しめる河岸環境には程遠いなぁと痛感していた処で出会ったのが・・・
※クリックで拡大 「 1200*800 」 : 向こう岸は荒れっぱなしだが、手前河原は緑:リュウノヒゲ?の平場
川面まで降りられる平場が、リュウノヒゲだろうか下草で綺麗に整えられている。
ここだけが綺麗な状態で枯草で覆われずに姿が見えていたのだが、人の手が入っているのだろうか?
リュウノヒゲは、都市部で定期的に人の手が入る親水に配慮した川の土手などでよく眼にする。
・・・
やはり緑が欠かせないと痛感するのは、こういう 「 そうそうこれこれ 」 な景を見た時だ。
もしかして、これまで見てきた耕作放棄地みたいな枯草の下にもリュウノヒゲが拡がっていたのだろうか。
と思うと今の荒廃ぶりは余計に悲しいけれど、ここだけにしろ希望を発見出来たことに一筋の光を貰う。
こうでなきゃ、「 そうそうこれこれ 」 である。
● ● ●
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島津荘水流百景-018 / 長田峡
島津荘水流百景-017 / 甲斐元町
島津荘水流百景-016 / 上川東
島津荘水流百景-015 / 祝吉(郡元町)
島津荘水流百景-014 / 早水公園
島津荘水流百景-013 / 祓川(はらいがわ)湧水
Posted by Kashiwa★da at 16:00 | Comments(0)
| Photo / 島津荘水流百景
- 都城盆地、葉脈の如き数多くの水の流れでこの地の景が作られていたのではないか。
- 私はそんな想いが日に日に増しています。
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- その想いに至った理由については簡単ではあるけれど次の記事に記したので、宜しければどうぞ。
- ● <休憩一服> 都城の「幕末の道」を今の地図に落してみた
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- ということで、都城を離れて数十年、時を失した感もありますが、
- ここ都城(島津荘)の街中で見られる水流の景色を少しづつでも記憶していきたいと思います。
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※クリックで拡大 「 800*1200 」 : 南側には一面の菜の花
前々回の 「005:都城東公園」 で、河岸に菜の花が咲き誇っていたと聞いた話を書いたのだが、
そんな豪雨被害前までの姫城川ってずっとどんな様子だったのだろうと気になっていた。
残念なことに、今の姫城川は下流に行くにしたがってドブ川と化し、そんな面影はどこにも無かった。
意図せずして、その 「 河岸の菜の花 」 を眼にしたのは、冒頭写真に写る年見川でのこと。
以前の姫城川の菜の花も、おそらくだがこの写真の風景に近いのではないかと推測する。
・・・・・・
不思議なのは、川岸南面だけに菜の花が咲き誇っており、北面は左程でないこと。
これは菜の花の特性なのか、それとも洪水でたまたま北面が荒らされただけなのか、私には?だ。
※クリックで拡大 「 800*1200 」 : ここも南側には一面の菜の花、北側もそこそこ
でも姫城川の惨状を見た後だもの、この年見川の風景にホッと安堵したのは事実。
都城の市街地を流れる三つの川が、また再びこのような景観を取り戻してくれますように。
市街地三川は、年見川(としみ がわ)・柳河原川(やなぎがわら がわ)・姫城川(ひめぎ がわ)。
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ちなみに、これまでの記事で
001 / 花繰町・002 / 中原町・003 / 妻ヶ丘町 は柳河原川、004 / 早鈴町・005 / 都城東公園 は姫城川に当る。
・・・・・・
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ただ、菜の花で飾られるのは春だけのこと。
あちこちで見られる堆積土砂とそこに覆い被さる枯草のなすがままっぷりは褒められたもんじゃない。
・・・
と、できれば水に親しめる河岸環境には程遠いなぁと痛感していた処で出会ったのが・・・
※クリックで拡大 「 1200*800 」 : 向こう岸は荒れっぱなしだが、手前河原は緑:リュウノヒゲ?の平場
川面まで降りられる平場が、リュウノヒゲだろうか下草で綺麗に整えられている。
ここだけが綺麗な状態で枯草で覆われずに姿が見えていたのだが、人の手が入っているのだろうか?
リュウノヒゲは、都市部で定期的に人の手が入る親水に配慮した川の土手などでよく眼にする。
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やはり緑が欠かせないと痛感するのは、こういう 「 そうそうこれこれ 」 な景を見た時だ。
もしかして、これまで見てきた耕作放棄地みたいな枯草の下にもリュウノヒゲが拡がっていたのだろうか。
と思うと今の荒廃ぶりは余計に悲しいけれど、ここだけにしろ希望を発見出来たことに一筋の光を貰う。
こうでなきゃ、「 そうそうこれこれ 」 である。
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