太陽光発電でECO

2-2:そう言えば、ラドバーン

2010年12月04日

街は 「 レイヤー 」 を持たなきゃいけません!
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おっと、いきなりでしたがパソコンでグラフィックソフトを扱う人も増えて来ましたから、
ここで 「 レイヤー 」 という概念を提示してもおそらく戸惑われることもないでしょう。

 - 御存知ない方のために。「 セル画のように層を重ねること 」 のような意味です。

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前にも言いましたが、人がブンブン走り回る車の横を歩きながら幸せを感じた時代は疾うの昔のこと。
もはや、人と車が同じレイヤー上で動き回るなど百害あって一利なしじゃないかなぁ。
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これからは 「 一つ目のレイヤーには車道網 」 、「 二つ目のレイヤーには歩行網 」 のような街になって欲しいもの。
そうでなければ、街中に 安全な歩行者ネットワーク など構築できるわけがありません。

 - 大都市であろうと小都市であろうと、これからの街は 多層構造 であるべきだと信じます。

そう言えば、アメリカに ラドバーン という街があります。


   ※ クリックで Radburn の HP を開きます

   - Radburn - A Town for the Motor Age in Fair Lawn, N.J., U.S.A. - MAP page


ラドバーン方式として有名になったそのシステムは、車の道と人の道を完全に分離 したことに特徴があります。

 - 個人HPですが、ラドバーンの様子が判りやすい上、リンク不可でもなさそうなので。
 - ○ 街づくりの理想をみた!のまき

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何だ、輸入もんのシステムかよ!と思われたかもしれませんね。
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実は、意外にもそうではありません。車と人の 「 歩車分離 」 は20世紀の車社会があったからこそ生まれた訳ですが、・・・
ちょっと一息ついて、上の 「 車と人舟と人に置き換え てみてください。

 - 舟の道 ( 運河 ) と人の道の分離なんて、昔の日本の街では当り前に普通にあるシステムでした。
 - 時代劇をお好きなら、もう頭の中にイメージを描けてますよね。

玄関と勝手口、表と裏でそれぞれ別の交通網と繋がっていた街構造がそこにあったわけです。
他にも、例えばヴェネツィアやアメリカのサン・アントニオなどの街を思いだす方も多いかもしれませんね。


   ヴェネツィア:Google Maps
  大きな地図で見る


   サン・アントニオ:Google Maps
  大きな地図で見る

 - サン・アントニオは、私の別ブログ記事ですが ・・・ ○ Astro ・・・ サンアントニオへ飛ぶ


さて、本題に戻ります。 判るでしょうか、ほらっ!これらは 「 レイヤー 」 構造を持つ街なのです。 
街が 多層構造 なんですね。つまり、街に 「 歩行者のレイヤー 」 が担保されていると言うことです。

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街の活性化に必要なものって何なんだろうって考えますよね。 

 - え~と、公共施設も必要だし、商業施設も必要だし、・・・

本当に必要不可欠なのは一つ一つの単体施設よりも、
それらが根を下ろすための、下ろせるだけの 「 」 ではないでしょうか。

 - これを 「 インフラ 」 などと言っては実に無味乾燥ですから、
 - 私はこの 「 床 」 のことを、素直に 「 街床:まちどこ 」 と呼んでみたいと思います。
 - ・・・
 - 農業の基礎が 「 土 」 であると聞きますが、それに近い考えかもしれません。

健全な 「 街床 」 を創ることができれば、そこに育つものも、育とうとするものも自ずと出てくるでしょう。



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