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Posted by みやchan運営事務局 at
 



2011年07月29日

2-9:行きはよいよい、帰りは?の九州一周:神武東征ルート

東日本大震災もあって大々的なお披露目をできなかったようですが、
ここに来てジワジワとその認知度も上がってきた 「 九州新幹線 」 、利用者がグ~ンと増えるといいですねぇ。


 ○ JR九州 - 九州新幹線WEB
 
   ※ クリックすると 「 九州新幹線WEB 」 サイトを開きます。


  - 「 全線開業イベント 」 を紹介したページもありました。
  - 
  -  ○ JR九州 - 祝!九州 九州がひとつになる : 九州縦断イベント
  -  
  -    ※ クリックすると 「 九州縦断イベント 」 サイトを開きます。


まだ全線が繋がっていなかった2年前、鹿児島発の車両はガラガラでした。
これからは九州の南北を結ぶ大動脈として機能してくれることへの期待は大きく膨らみます。

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さてこの九州を縦断する 「 新幹線 」 ではありますが、
ちょっと九州内で置いてけぼり気味な 「 宮崎 」 にも何か波及するものがあるといい のですけれど。

  - 九州東部もう一県の 「 大分 」 は新幹線に頼らずとも、北部九州圏として別の位置付けを確立していますしね。
  -
  -  ○ JR九州 - JR九州の主な列車たち
  - 
  -    ※ クリックすると当該サイトを開きます。



今では 帰省 と言えば、飛行機の利用しか考えられないくらいに体力が落ちてしまっていけませんが、
思い返せば若い時は、飛行機フェリー鉄道 と ( 空、海、陸と ) 移動そのものを楽しめていた気がします。
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特に鉄道は、・・・
「 小倉発着の新幹線 + 日豊本線のL特急 」 なんていう拷問に近い帰省とかや、
それでも気分を変えての 「 博多発着の新幹線 + 鹿児島本線のL特急 + 肥薩線 + 吉都線 」 なんて経路も楽しんで。

 - 新幹線で数時間立ちっ放しの後、小倉から延々6時間ってぇのはなんともヘトヘトでした。
 - 
 -  ○ Wikipedia - 日豊本線
 - 
 - しかし、小倉駅の新幹線改札、日豊本線ホームの人々が流れていく情景や
 - 何故だか久留米駅(多分)のホームで数回は食った立ち食いうどんの記憶がやたら鮮明に残っているから不思議。

そんな中、帰省とは言え 旅心満点 であったのは、俗に 「 ブルートレイン 」 と称されていた寝台特急でした。

 ○ Wikipedia - ブルートレイン

私の学生時代には、都城も 東京~の 「 富士 」 と 新大阪~の 「 彗星 」 の二系統が走っていましたから、
とりわけ鉄っちゃんでない私なんかでも、往路なり復路なり様々な思い出はそれなりに蘇ってきます。

 - ブルトレに乗り込む本駅のホームには提灯がぶら下がっていたり、鈴虫がないていたり。
 - 夕刻4時過ぎに都城を出た後のオレンジ色に染まっていく宮崎の風景。あの時間の缶ビールの美味さったら。
 - 乗り込んできた人たちの気配に眼が覚め、その後そのまま彼らと飲み明かし迎えた山陽本線夜明けの眩さ。
 - ・・・
 - 真夜中に煙草吸いながら 「 富士 」 を待っていた名古屋駅ホーム。薄暗いホームに唯一人。煙草も苦みばしってた・・・はず。
 - そうそう、停車した駅で車掌さんにペコペコしつつ自販機への猛ダッシュなんていうのも今となっては、一昭和なのかも。

 ○ Wikipedia - 富士
 ○ Wikipedia - 彗星

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言うまでもないですが、「 新幹線 」 は貨物ではなく人を運ぶものです。

  - 南九州の魅力 が濃ければ大勢の人がやってくるでしょうし、薄ければガラガラかもしれません。

例えば、喜ばしいことに 大勢の人が日本各地から 新幹線 に乗って鹿児島まで 来られたとして、
その時気になるのは、それらの人たちの 復路の交通手段 です。

  - 往路 「 新幹線 」 で復路 「 飛行機 」 だとか、往路 「 飛行機 」 で復路 「 新幹線 」 なんてことや、
  - もちろん往路も復路も 「 新幹線 」 みたいなことでは、南九州はおろか鹿児島という県自体も自滅です。

時間を優先する場合を別にして 「 同じ道の行って来い 」 はただの移動にしか過ぎず、つまらないものです。
況して、それが観光であるなればなおさらです。

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今一度、上にリンクを貼った 「 JR九州 - JR九州の主な列車たち 」 の九州の地図をもう一度見てください。
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鹿児島~熊本には肥薩線が走っています。
ここで 「 新幹線 ~ 鹿児島 ~ 飛行機 」 とか 「 新幹線 ~ 鹿児島 ~ 肥薩線:SL人吉 」 なんてことなら
天皇家の祖を生んだ 「 宮崎 」 の立つ瀬がありません。



おっとそう言えば、たまたま前回に 「 神武東征 」 の話で一服したところでした。


  ほら、ちょうど九州一周だ



今や 「 宮崎 」 という地が 「 鉄道 」 に移動手段としての価値を求めているかと問えば、残念ながらそれはないでしょう。
しかし、即物的な 「 移動 」 ではなく、時間の質に重きを置く 「 旅 」 を考えたならば、どうでしょうか?

 - 別に毎日ってことじゃなくてもいいんです。
 - クルリンと霧島を一周してから日豊本線を上って行ったって構やぁしません。
 - 2、3時間ぐらいジィィ~~と夕景の海原を眺めながら、宮崎の美味いメシなり焼酎なりかっ喰らったら極楽です。
 - 真夜中に山ん中で停車して、満天の夜空でも眺められればこれまた最高の御馳走!
 - 夜明けの宇佐神宮なんてオプションがあっても驚きません。九州万歳です。

不便だからこそ、「 一泊 + 新幹線 」 の代わり になる旅が転がっているような気がします。
「 ファスト鉄 」 じゃなくて 「 スロウ鉄 」

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「 スロウ鉄 」 日豊本線ブルトレの 名は 「 神武 」 です。

奈良は樫原まで行きます。

 - あっ、それはないかな。

 

Posted by Kashiwa★da at 08:00 | Comments(0) | Analysis / 現状考察
 



2011年06月01日

2-8:「 霧島 」 と 「 霧島 」 の 霧の島 : 下

そんなつもりではなかったのに、半年近くも更新が滞ってしまいました。

 - 年明け早々に都城の街に欠かせぬ存在であろう 「 大丸の民事再生法申請 」 の報を聞き、書きかけ記事を練り直し。
 - と、修正に悶々とする中、宮崎で 「 鳥インフルエンザ 」 が発生したとのことで、暫く自粛気分。
 - そこに間髪入れずの 「 新燃岳噴火 」 火山灰の都城直撃の衝撃は記事内容をも直撃し、自粛延期も余儀なしと意気消沈。
 - ・・・
 - そんな独り善がりの自粛気分は 3/11 の現実にも見事に叩きつけられ、それからの2ヶ月はてんやわんやと相成りました。

久しぶりにページを開くも、記事の書き方をスッカリと忘れている。
それよりも大きな問題なのが、「 何を書いていたか 」 なのだけれど書いているうちに思い出せるかな。

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さて、半年前の記事はどこで終わっていたかと振り返ってみます。
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あ、なるほど ・・・ 「 都城は宮崎 」 というより 都城は霧島 でしょ!の件、そしてこのイメージを提示したのでした。

  Kirishima Oval Kirishima Oval



ところが甚だ遺憾なことに、・・・
その霧島は新燃岳が52年ぶりの噴火を起こし、都城に於いても甚大な被害を被る事態になってしまいました。
・・・
自然の力を眼の前にすると、人間の存在なんてちっぽけなもんだと実感します。

 - 新燃岳の噴火もそうですが、なにより東北の震災の凄まじさにそう思わざるを得ません。

しかし興味深いことは、そんな 東北の復興策として 三陸復興国立公園 なる構想が持ち上がってきたことです。

 ○ Google ニュース検索 : 「 三陸復興国立公園 」

私たちは今、コテンパンに打ちのめされて地面に突っ伏してしまいました。
しかしここは気を取り直し、大の字になったその上空、広大に拡がる青い空をもう一度私達のものにせねばなりません。

 - そうです、合言葉は 「 災い転じて福となす! 」 です。

「 三陸復興国立公園 」 もその後の進展は甚だ不明瞭ですが、
復興する力というものが与えられるものでないことは三陸も霧島も同様のはずです。他所を気にする必要もないでしょう。
・・・
霧島も日本で最初の国立公園です。

 ○ 霧島屋久国立公園 - Wikipedia

願うならば、国頼みに溺れることのない 霧島復興国立公園 への志が都城に産まれると素晴らしいなぁ。


   九州力、霧島力
    ※ クリックで拡大します。900 * 1300 pxl 


そんな想いを委ねた 「 Kirishima Oval 」 ですが、ここでそのスケールを確認しておくことも無駄ではありません。
・・・
緑の楕円が 「 Kirishima Oval 」 です。ピンクは 「 錦江湾 」 を同様に掴んだ楕円です。


   「 霧島 」 と 「 錦江湾 」 のスケール
    ※ クリックで拡大します。800 * 800 pxl



この 「 霧島 」 と 「 錦江湾 」 を示した楕円を関西の地図の上に乗せてみます。


   「 霧島 」 の楕円と 「 錦江湾 」 の楕円
    ※ クリックで拡大します。800 * 800 pxl


緑の楕円は、ちょうど 「 京都~大坂~奈良 」 のエリアと重なります。
ピンクの楕円は、「 琵琶湖一周 」 とほぼ同じです。

 - 或いは、長手距離が東海道で伊勢湾に届く距離だとも言えます。

比べることで、「 霧島 」 と 「 錦江湾 」 のスケールがどの程度のものなのかが見えてきませんか?

 

Posted by Kashiwa★da at 08:00 | Comments(0) | Analysis / 現状考察
 



2010年12月27日

2-7:「 霧島 」 と 「 霧島 」 の 霧の島 : 中

「 出身はどこですか? 」 宮崎 です 」
・・・
実を言いますと、言う度に、年を重ねる毎に、違和感が増しているのです。
今更言うのも語弊があるでしょうが、「 都城 」 は 「 宮崎 」 ではないんです ね。

 - それは都城で育った私にしても、都城を知らぬ人の 「 宮崎 」 に照らされても。

「 宮崎県の都城市 」 なる括り方には、地勢も文化もそれらに纏わる背景も異なる訳ですから、
藩から県に移す時の行政的な仮処置がそのまま惰性化している困った状態のようにも思えます。


  宮崎県都城市 宮崎県都城市

  ※ 旧市域は図中に示した線の左側、三重県を左右反転させたような形だ。


例えば、上図のようなよく眼にする地図表記ですが、この表現で 「 都城 」 は見えてきません
語ろうにも、そこからは 「 都城 」 を何にも語れないことに気付くのです。

 -  「 県 」 と言う単位で区切ってしまうことの弊害です。

上のような捉え方での行き詰まりは、「霧島 」 との繋がりで 「 都城 」 を描いてみれば打開できます。

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・・・・・・

「 出身はどこですか? 」 「 霧島 です 」
・・・
本当は、このほうが全てに説明がしやすいのです。

 - 平成合併でお隣に霧島市なんてできたので、新たなややこしさが生まれちまいましたが。


  
  大きい地図・ルート検索  ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI )



ところで、それなりに新聞広告は見ていたとは思うのですが、こんなのは初めて見ましたね。


 南九州ツァー 「 霧島酒造 」 の文字が (中日新聞紙上)
   ※ クリックで拡大します。1300 * 900 pxl


南九州 ( 鹿児島~宮崎 ) を横断するようなパックツアーはあるようで、その実なかなかないんですね。

 - いやまぁ 「 都城 」 はまだ寄り道に過ぎないですが、それでも他人の眼に触れますから一歩前進です。

ただ上記のツアーコースをじっくりと見てみれば、「 霧島 」 がスッポリと抜け落ちている ことが判ります。
・・・
これはつまり、「 都城 」 もですが 「 霧島 」 そのもののブランド力が問われているということの証。

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なんてことを長年思っていましたら、ついに突破口が開けてきたようです。 ・・・ これです。

 ○ ジオパーク - Wikipedia
 ・・・
 ○ 霧島ジオパーク::霧島ジオパーク-自然の多様性とそれを育む火山活動
   - 「 霧島ジオパーク 」 を頭ん中で具体化するには、左から3番目の 「 環霧島 」 のページへ。
 ○ 日本ジオパークネットワーク
   - 但し、日本ジオパークネットワークのサイトで 「 霧島 」 のページに出てくる 「 霧島観光MAP 」 ですが、
   - 思いっきり都城は端折られています。これは頂けません。(社)大霧島観光協会に作り直して貰うべきです。

しかし、何と言うんでしょうか、門外漢の人には甚だ判り難い 「 環霧島 」 ですよね。
・・・
で、一発でイメージできるように、勝手に 「 環霧島 」 の図を作りました。 ・・・ これです。

 - 「 宮崎県の都城市 」 ではなくて、「 環霧島の都城 」 です。

  環 「 霧島 」 これが 環 「 霧島 」
   ※ クリックで拡大します。1000 * 1000 pxl


そう言えば、まさか宮崎の人は宮崎がどこにあるか知らぬ人はいないと思いますが、
驚くことに宮崎がどこにあるか知らぬ 若い奴 方々も多いのですよ、九州を離れますとね。
・・・
それで、これです。 ここが 「 霧島の地、都城 」 だぞ、と。

  環 「 霧島 」 これが 環 「 霧島 」 in 九州
   ※ クリックで拡大します。1000 * 1000 pxl


そもそも何と申しましても、 「 霧島 」 は日本の国立公園第一号なのですから、

 ○ 環境省:生物多様性情報システム > 日本の自然保護地域 > 国立公園 > 霧島屋久国立公園
 ○ (財) 国立公園協会 > 自然公園へのご招待 > 国立公園ガイド > 霧島屋久国立公園

何故にこれまで 「 環霧島 」 的発想で地域発信ができなかったんだと言う疑問は残りますが、
実はその答え ・・・ 縦割り県行政の犠牲、ベルリン的東西分断の成れの果てな気がします。

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・・・・・・

しかし、時は 「 横断的思考 」 ・・・ 「鹿児島~宮崎」 でありますから、
ようやく、ここぞの 「 霧島 」 で日本に、いや世界に攻めねばなりますまい。で、・・・
・・・
そのためにも、一目で 「 環霧島 」 を植えつけるためにも、
慌てないよう、もう作っちゃいました、イメーージ図柄とキャッチコピー。

これです。 ・・・
  Kirishima Oval Kirishima Oval


「 霧島ジオパーク 」 なんて言っても全国の脳味噌には届きませんからね。
一目で脳味噌にたたみ付けられる絵を考えました。 ・・・ 名付けて 「 Kirishima Oval 」 どないです?

 - あっ、やっせんなぁ、みやこんじょ弁を忘れっしもたぁ!
 - ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
 - おっ、思い出したがよ。 どげんじゃろかぁ? じゃっどが? ・・・ うん、まっごちょらん。じゃっ!

・・・・・・
・・・・・・

では、もう一度。
勝手に考えました。 ・・・ 名付けて 「 Kirishima Oval 」 どげんじゃろかい?

 - なんだか子宮みたいで、赤ちゃん生まれそうで ・・・ !?!
 - 天孫降臨 ・・・ 霧島は日本の 「 子宮 」 だぞ、と。
 

Posted by Kashiwa★da at 08:00 | Comments(0) | Analysis / 現状考察